咽頭にできる性病は早期治療

性病の中には、性器以外の場所である咽頭などに感染するものがあります。喉の痛みや発熱など風邪のイメージがありますが、これらはクラミジアや淋菌に感染したことによる症状の場合があります。中でもクラミジアは、日本で最も多い性病とも言われ10代の若い世代にも蔓延しています。女性が感染した場合、不妊につながるリスクがあることから早期発見や早期治療が重要になります。感染した場合でも自覚症状が乏しいため、無自覚のまま生活してしまいパートナーへ移したり母子感染を引き起こしてしまうリスクがあります。
咽頭クラミジアや淋菌の主な症状は、喉の腫れや痛み、発熱です。淋菌は膿や分泌物がついた手で目をこすることで結膜炎や角膜炎などを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。放置していると咽頭炎や扁桃腺炎を引き起こす事があります。人によっては、咽頭クラミジアに感染していても性器に症状が出る性器クラミジアには罹っていない場合があります。パートナーとのオーラルや風俗店勤務の人が咽頭クラミジアになっている場合が多いとされています。
クラミジアや淋菌に感染した場合、これらの症状がでるだけでなく、他の性病にも移りやすい身体になってしまいます。感染したことによる炎症がバリア機能を弱めてしまうため、HIV感染のリスクが高まります。クラミジアに感染した人のHIV感染の感染率は、クラミジア未感染の人とくらべて3倍から5倍程度まで跳ね上がると言われているため、喉が痛いだけと放置せずに心当たりがあればまずは検査を受けてください。咽頭クラミジアの場合、症状は風邪に似ていますが、風邪とは違うウイルスの働きのため、どれだけ風邪薬を飲んでも良くなることはありません。

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